UPSメーカの APC 社から定期的に送られてくる小冊子のタイトルは、「Uptime」という。 なるほど。 uptime というと、UNIX ではまさにアップタイム(起動時間)を調べるコマンドだ。 例えばこんな感じ。 Ex) Linux の場合 $ uptime 11:06:15 up 32 days, 18:08, 2 users, load average: 0.00, 0.00, 0.00 上記の例では、uptime を実行したマシンの連続稼働時間が 32日と 18時間であることがわかる。 ほぼデファクトと言ってよいくらい、UPS といえば APC である。 ほかにもいろいろなメーカの製品はあれど、よく見かける、ラックにマウントされているのはだいたい APC 製だ。 停電・瞬断が発生しても、UPS がきちんとしていれば uptime はそれだけ順調に伸ばすことができる。 「APC の UPS を導入していれば、電源の問題が原因となるサーバ停止の心配はありません」 小冊子の命名は、そんな思いが込められたのだろうか。 ところで、以前管理していた某金融系の HP-UX サーバの場合、定期的な自動ブートがジョブに組み込まれていた。 UNIXマシンを定期的に再起動させるなんて、Windows と一緒にするなよ、、、と言いたいところではあったが、「定期的に再起動させても問題がないということが大事」という言い分には、それなりに理にかなう部分もあると思った。 いまどきのファイルシステムはほぼ Journaling が採用されているし、よほどのことが無い限り inode が狂うなんてこともないだろう。 それでも、一年に一度くらい、再起動中に fsck が走ることがあるにはある。 不意なサーバ停止によって損害が発生するような金融系などの場合、こうした転ばぬ先の杖は必要なのだ。 ちなみに、その某金融系サーバが設置されていたデータセンターは、建物自体が巨大なUPSであったため、ラック内には APC 製品はおろか、そもそも UPS 機器は存在していなかった。